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ウガンダ共和国「ナイル川源流橋」開通式を挙行しました
10月17日(水)、日本政府の有償資金協力(円借款)によるウガンダ共和国の「ナイル川源流橋(Source of the Nile Bridge)」の開通式が現地で行われました。式典には、ヨウェリ・ムセベニウガンダ共和国大統領、モニカ・アズバ・ンテゲ公共事業・運輸大臣、佐藤正久外務副大臣、亀田和明ウガンダ共和国駐箚特命全権大使、深瀬豊国際協力機構ウガンダ事務所長、錢高久善(株)錢高組代表取締役社長、米澤栄二(株)オリエンタルコンサルタンツグローバル代表取締役社長をはじめ、総勢2,000人以上の招待客、5,000人を超す地元住民が出席する中で盛大に行われました。本式典はウガンダ共和国の国家的行事として行われ、ムセベニ大統領のテープカットと渡り初めの後、橋梁付近に設営した会場で夕食会が行われ、イルミネーションの点灯式や打ち上げ花火がイベントに花を添えました。
橋の全景
右より錢高久善(株)錢高組代表取締役社長、佐藤正久外務副大臣、
亀田和明ウガンダ共和国駐箚特命全権大使、深瀬豊国際協力機構ウガンダ事務所長、
米澤栄二(株)オリエンタルコンサルタンツグローバル代表取締役社長
ナイル川源流橋が開通したウガンダ共和国ジンジャ県は、隣国のケニアやコンゴ民主共和国、ルワンダなどを結ぶ北部経済回廊上に位置し、内陸国であるウガンダの物資輸送に極めて重要な地点です。しかし、ナイル川に架かる既設橋は片側1車線で交通量の増加に伴う慢性的な渋滞が発生しており、また、深刻な老朽化により補修も困難なことから、新橋を建設することになりました。
ウガンダ初の斜張橋となるナイル川源流橋は、ヴィクトリア湖を源流とするナイル川の源流近傍に位置する橋長525m(135m+290m+100m)の3径間連続斜張橋で、総幅員22.9m、主塔高約80mの一面吊り構造となっており、コンクリート主桁の斜張橋としてはアフリカ全土で最大級かつ東アフリカ最大の支間長を有する長大コンクリート斜張橋です。
ナイル川源流橋の建設にあたっては、オリエンタルコンサルタンツ(現オリエンタルコンサルタンツグローバル)・エイト日本技術開発が架橋位置の検討を含む実現可能性調査から詳細設計を実施し、施工監理はオリエンタルコンサルタンツ(現オリエンタルコンサルタンツグローバル)・エイト日本技術開発・Pyunghwa Engineering Consultants JVが担当し、錢高組・現代建設JVが橋梁の建設および取付け道路を含む工事一式の施工を担当しました。
ヨウェリ・ムセベニ大統領(右)によるテープカット 左は佐藤副大臣
ヨウェリ・ムセベニ大統領スピーチ
渡り初め
渡り初め
イルミネーションと打ち上げ花火
工事概要
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