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ウガンダ共和国「ナイル架橋建設工事」起工式を挙行
2014年02月 UP
~東アフリカ初の斜張橋~
日本政府の円借款(有償資金協力)によるウガンダ共和国ジンジャ県における「ナイル架橋建設工事」の起工式が2014年1月28日(火)に開催されました。
ウガンダ共和国
架橋地点
概要
発注者 | ウガンダ国家道路公社 Uganda National Roads Authority |
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工事名称 | ナイル架橋建設事業(ジンジャ) Construction of a New Bridge Across River Nile at Jinja |
所在地 | ウガンダ共和国ジンジャ県 |
請負金 | 総額約126億円 |
工期(予定) | 2014年1月~2017年12月(約4年) |
設計監理 | オリエンタルコンサルタンツ・エイト日本技術開発・PEC JV |
施工 | 錢高組・現代建設JV |
工事内容 | 工事総延長 2,630m、全幅員 22.9m 橋梁区間:3径間斜張橋 上部工:橋長525m(135m+290m+100m) 下部工:橋台2基 橋脚2基(主塔高さ:70m) 基礎工:場所打杭(径1.5~2.0m、L=15m~30m) 道路区間:起点方1,060m、終点方1,045m 合計2,105m |
式典には、ウガンダ共和国政府からヨウェリ・ムセベニ大統領閣下をはじめ、政府の要人、日本政府から在ウガンダ大使館の藤田順三特命全権大使、国際協力機構の田中明彦理事長、施工会社から錢高組の錢高一善取締役社長、現代建設のパク取締役副社長をはじめ、関係者および地域住民を含め2000人近い出席者がありました。
ムセベニ大統領閣下が祝辞にて、経済発展にはインフラの整備が必要であり、ナイル架橋完成後のウガンダ経済ならびに地域経済、社会への貢献に対する期待と、本プロジェクトがウガンダ共和国にとって最重要国家プロジェクトであることを語られました。
東アフリカ初の斜張橋となるナイル架橋は、ウガンダの首都カンパラから東へ約80kmのジンジャ県のナイル川源流付近に位置し、現在の渡河施設の老朽化と交通渋滞を解消するために整備されます。これにより、ウガンダ国だけでなく東アフリカ地域各国の農業・産業振興や貿易・投資の拡大を促すことが期待されるとともに、ウガンダ国における北部回廊の輸送能力の増強と、安全なナイル渡河ルートが確保できます。
2014年2月より工事総延長2,630m、橋梁梁長525m(3径間斜張橋)工期4年間の大型プロジェクトが本格的にスタートします。
錢高社長とムセベニ大統領
集合写真
起工式記念碑除幕
ジンジャ橋完成予想図