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アフリカ・ウガンダ国にて「ナイル架橋建設工事」を受注

2013年11月 UP

~東アフリカ初の斜張橋~

錢高組・現代建設JVで日本政府の円借款(有償資金協力)によるウガンダ共和国ジンジャ県における「ナイル架橋建設工事」の契約調印式が2013年11月25日(月)に執り行われました。

契約調印式

契約調印式

契約調印後集合写真

契約調印後集合写真

概要

発注者 ウガンダ国家道路公社
Uganda National Roads Authority
工事名称 ナイル架橋建設事業(ジンジャ)
Construction of a New Bridge Across River Nile at Jinja
所在地 ウガンダ国ジンジャ県
請負金 総額約126億円
工期(予定) 2014年1月~2017年12月(約4年)
設計監理 株式会社 オリエンタルコンサルタンツ・株式会社 エイト日本技術開発・PEC JV
工事内容 工事総延長 2,630m、全幅員 22.9m
橋梁区間:3径間斜張橋
上部工:橋長525m(135m+290m+100m)
下部工:橋台2基 橋脚2基(主塔高さ:70m)
基礎工:場所打杭(径1.5~2.0m、L=15m~30m)
道路区間:起点方1,060m、終点方1,045m 合計2,105m

ウガンダ国

架橋地点

ナイル架橋建設事業は、ビクトリア湖から流れるナイル川の源流付近に東アフリカ初の斜張橋を建設するものです。首都カンパラから約80km東のジンジャ県に位置し、現在の渡河施設(水力発電用のダムに併設されたナンバレ橋)の老朽化と交通渋滞を解消するために上流側に新しく整備される橋梁です。
この橋梁整備により、ウガンダ国における北部回廊の輸送能力を増強し、安全な交通を確保することができます。また、ウガンダ国だけでなく東アフリカ地域各国(ケニア、タンザニア、ルワンダ等)の農業、産業振興や貿易、投資の拡大に寄与することが期待されます。
契約調印式には、ジョン・ビャバガンビ副大臣出席のもと、ウガンダ国家道路公社からセブガ・キメゼ理事長代理、錢高組からは吉田秀貴取締役専務役員、現代建設からはH・J・リー上級副社長執行役員が出席しました。

ジンジャ橋完成予想図

ジンジャ橋完成予想図