CSR
持続可能な社会の実現に向けてCSRへの取り組み
人権・労働慣行働きやすい職場づくり~ワークライフバランス・その他~
ワークライフバランス
当社は次世代育成支援対策推進法による「一般事業主行動計画」を策定し、厚生労働省の女性の活躍・両立支援総合サイト「両立支援のひろば」で公表しています。子育てを行う社員に対して、「仕事と家庭の両立を支援するための雇用環境の整備」「働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備」に取り組んでいます。
「育児休業制度」を活用する社員は増加傾向にあり、2021年度以降は男性対象者の約5人に1人が取得しております。
2023年度以降は対象者の約8割以上の取得を目指していきます。
相互会の活動
社員相互の親睦の向上を図り、会社の事業発展に寄与することを目的に支社・支店ごとに相互会を結成し、旅行や親睦会、レクリエーション活動を行っています。
また、地域ごとにクラブ活動としてサッカーや野球、登山、テニス、ヨガなどがあり、各部とも楽しく活動しています。
社員OB・OGとのコミュニケーション
当社では原則10年以上在籍して退職した社員を対象に「若葉会」を結成し、会員相互ならびに現役社員との親睦を図っています。支社・支店所在地ごとに支部があり、名簿や会報の発行、親睦会の開催などの活動を行っています。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年度以降は総会の開催を見送っていましたが、2023年秋より支部ごとに総会を再開する予定です。
男性育児休業取得者の声
育休取得を前向きに
東京支社土木支店土木部濱嵜 望
育休を取得しようと思ったきっかけは。
生まれてくる子供が双子だったことが大きかったです。また、家庭の事情で家族のサポートが難しいという状況もありました。
育休の取得を相談した際の職場の反応は。
最近取得者が増えているので良い意味で驚いていました。家庭の事情と双子であることは伝えており、理解してもらえる環境でした。
育休による家族の反応は。
妻は長期の育休を取得できないと思っていました。そのため、長期間での育休を取得できることに驚かれました。
男性育休対象者にメッセージを。
育休取得は、早くから周りに相談して理解を得ることが大切だと思います。私は妻の出産の5か月前から育児休業について周りの関係者に相談をしていました。建設業界は人手不足なので、現場の技術者であれば「育休取得はできないのではないか」と後ろ向きに考えてしまう人もいるかと思いますが、産後育児の大変さを考えると、取得する意義は大きなものがあると思います。最後に、今回育休取得にあたってご協力いただいた、作業所、土木部、人事部の方々へお礼を申し上げます。