技術とサービス
錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)
錢高組技報2021-No.46
論文・報告
2.高炉スラグ微粉末を混和材として用いたコンクリートの性状
建設業界においては、他業種よりエネルギーの消費量や二酸化炭素の排出量が多く、特に構造材料として最も使用量が多いコンクリート分野では、二酸化炭素排出量の削減といった課題は重要であるとともにSDGs の達成につながると考えられる。そこで、これまでに高炉スラグ微粉末を幅広い使用率で混和材料として用いたコンクリートについて検討を行うことを目的として、その1、2では室内試験練り、その3、4では実機試験練りについて報告してきた。その5では、床部材における強度発現性を確認した実機実験について報告する。
key words:環境配慮型コンクリート、高炉スラグ微粉末、床部材、強度発現
本文(PDF)
その5 床部材実験
薗井孫文
建設業界においては、他業種よりエネルギーの消費量や二酸化炭素の排出量が多く、特に構造材料として最も使用量が多いコンクリート分野では、二酸化炭素排出量の削減といった課題は重要であるとともにSDGs の達成につながると考えられる。そこで、これまでに高炉スラグ微粉末を幅広い使用率で混和材料として用いたコンクリートについて検討を行うことを目的として、その1、2では室内試験練り、その3、4では実機試験練りについて報告してきた。その5では、床部材における強度発現性を確認した実機実験について報告する。
key words:環境配慮型コンクリート、高炉スラグ微粉末、床部材、強度発現