技術とサービス
錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)
錢高組技報2020-No.45
論文・報告
4.高炉スラグ微粉末を混和材として用いたコンクリートの性状
建設業界においては、他業種よりエネルギーの消費量や二酸化炭素の排出量が大きく、特に構造材料として最も使用量が多いコンクリート分野では、二酸化炭素排出量の削減といった課題は重要であるとともにSDGs の達成につながると考えられる。そこで、本研究では、高炉スラグ微粉末を幅広い使用率で混和材料として用いたコンクリートについて検討を行うことを目的として実施した。その3の実機試験練りの試験概要およびフレッシュ性状に引き続き、その4では実機試験練りの硬化後の性状および耐久性を考慮した強度設計について報告する。
key words:環境配慮型コンクリート、高炉スラグ微粉末、耐久性、強度設計
本文(PDF)
その4 実機試験練りの硬化後のコンクリートおよび強度設計
薗井孫文
建設業界においては、他業種よりエネルギーの消費量や二酸化炭素の排出量が大きく、特に構造材料として最も使用量が多いコンクリート分野では、二酸化炭素排出量の削減といった課題は重要であるとともにSDGs の達成につながると考えられる。そこで、本研究では、高炉スラグ微粉末を幅広い使用率で混和材料として用いたコンクリートについて検討を行うことを目的として実施した。その3の実機試験練りの試験概要およびフレッシュ性状に引き続き、その4では実機試験練りの硬化後の性状および耐久性を考慮した強度設計について報告する。
key words:環境配慮型コンクリート、高炉スラグ微粉末、耐久性、強度設計