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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)
錢高組技報2019-No.44
論文・報告
9.新幹線工事に伴う河川の瀬替えにおける工期短縮事例
北陸新幹線(金沢・敦賀間)は令和5 年開業予定であり、本工事は、北陸新幹線、高崎起点383 ㎞ 981m~386 ㎞ 438m(L=2,457m)間における新幹線高架橋工事である。当工事では、旧河川である八日市川を隣接して新幹線本線が交差するルート計画となっているため、旧河川を瀬替えして新河川を築造する必要があった。八日市川の瀬替えは石川県との調整で、下流側を平成29 年11 月、上流側を平成30 年3 月に部分使用することが決まり、工期短縮が求められた。工期短縮策として、河川土工事においてICT 建機を使用し、マシンコントロール施工により、作業効率・安全性を向上させ、工期短縮に寄与した。
key words:河川瀬替え、IoT 活用、ICT 建機、生産性向上、業務効率化、創意工夫
本文(PDF)
-北陸新幹線、八日市川橋りょう他-
松橋立樹 下道輝希 安井 満 中山雅雄 土江徹志
北陸新幹線(金沢・敦賀間)は令和5 年開業予定であり、本工事は、北陸新幹線、高崎起点383 ㎞ 981m~386 ㎞ 438m(L=2,457m)間における新幹線高架橋工事である。当工事では、旧河川である八日市川を隣接して新幹線本線が交差するルート計画となっているため、旧河川を瀬替えして新河川を築造する必要があった。八日市川の瀬替えは石川県との調整で、下流側を平成29 年11 月、上流側を平成30 年3 月に部分使用することが決まり、工期短縮が求められた。工期短縮策として、河川土工事においてICT 建機を使用し、マシンコントロール施工により、作業効率・安全性を向上させ、工期短縮に寄与した。
key words:河川瀬替え、IoT 活用、ICT 建機、生産性向上、業務効率化、創意工夫