技術とサービス
錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)
錢高組技報2019-No.44
論文・報告
5.高炉スラグ微粉末を混和材として用いたコンクリートの性状
コンクリートに多用しているポルトランドセメントの製造には二酸化炭素(766.6kg-CO2/t)発生量が多い。現状において製造される高炉セメントはB 種が殆どであり、A 種およびC 種の市場への一般の流通はない。このような背景の中、高炉スラグ微粉末を幅広い使用率(0~70%)で混和材料として用いたコンクリートについて、その各種性状を把握し、建築物への汎用的な適用について検討を行った。その1 では、試験概要とフレッシュ性状等を検証した結果について報告する。
key words:環境配慮型コンクリート、高炉スラグ微粉末、使用率、ブリーディング、凝結
本文(PDF)
その1 試験概要とフレッシュ性状
薗井孫文
コンクリートに多用しているポルトランドセメントの製造には二酸化炭素(766.6kg-CO2/t)発生量が多い。現状において製造される高炉セメントはB 種が殆どであり、A 種およびC 種の市場への一般の流通はない。このような背景の中、高炉スラグ微粉末を幅広い使用率(0~70%)で混和材料として用いたコンクリートについて、その各種性状を把握し、建築物への汎用的な適用について検討を行った。その1 では、試験概要とフレッシュ性状等を検証した結果について報告する。
key words:環境配慮型コンクリート、高炉スラグ微粉末、使用率、ブリーディング、凝結