技術とサービス
錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)
錢高組技報2019-No.44
論文・報告
1.音響管を用いたニューマチックケーソンの排気騒音低減装置の開発
ニューマチックケーソン工法は、他の基礎工法と比べ有利な特徴を持っていることから広く採用されている。しかし、市街地での施工においては高圧空気の排気に伴う騒音発生が問題となる。一般的には、消音マフラーによる騒音対策が行われるが必ずしも全周波数帯で十分な効果は得られていない。
そこで、音響管の共鳴原理を用いた消音装置を従来の消音マフラーに付加することで、消音効果を向上させる技術を開発した。開発においては、縮尺モデルによる実験で排気騒音に対する適用性および効果を確認し、実施工に導入することで実機での音圧低減効果を検証した。
key words:ニューマチックケーソン、排気騒音対策、音響管、共鳴
本文(PDF)
角田晋相
ニューマチックケーソン工法は、他の基礎工法と比べ有利な特徴を持っていることから広く採用されている。しかし、市街地での施工においては高圧空気の排気に伴う騒音発生が問題となる。一般的には、消音マフラーによる騒音対策が行われるが必ずしも全周波数帯で十分な効果は得られていない。
そこで、音響管の共鳴原理を用いた消音装置を従来の消音マフラーに付加することで、消音効果を向上させる技術を開発した。開発においては、縮尺モデルによる実験で排気騒音に対する適用性および効果を確認し、実施工に導入することで実機での音圧低減効果を検証した。
key words:ニューマチックケーソン、排気騒音対策、音響管、共鳴