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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)

錢高組技報2017-No.42

論文・報告
6.不等径間を有するPC2径間連続箱桁ラーメン橋の施工
-大月バイパス桂川橋-
佐藤千鶴 一井 崇 八若幹彦 秋山 博

 大月バイパス桂川橋は、延長約3.2km に及ぶ国道20 号大月バイパス整備事業において、山梨県大月市を流れる一級河川桂川を渡河する橋長124.0m、最大支間73.750m のPC2 径間連続ラーメン箱桁橋である。本橋は、支間割りが48.450m+73.750m とアンバランスな構造を有しており、張出し施工において架設ブロックが左右非対称となっているほか、A2 側径間部が24.25m と長い構造となっている。このため上げ越し量の精度管理とA2 側径間部のコンクリートの品質確保が求められた。
 本報告では、A2 側径間のひび割れ防止対策、コンクリートの充填性確保に関する工夫、支保工架設で用いた架設深礎の施工検討、ベント支保工の安全性確保など、施工管理の概要を報告する。

key words:不等径間、仮設深礎基礎、張出し施工

 
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