技術とサービス
錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)
錢高組技報2015-No.40
論文・報告
2.両端開口の音響管を用いたトンネル発破低周波音低減装置の開発
山岳トンネルの施工においては、発破による騒音対策としてトンネル坑口に防音扉を設置することが多い。しかし、防音扉では発破に伴う低周波音に対しては十分に低減することは難しく課題となっている。それに対し、近年では共鳴器を利用した低周波音の低減装置が開発され実用化されている。
そこで、音の共鳴現象による消音方法として開管の共鳴に着目し、両端が開口された音響管による低周波音低減技術を開発した。
key words:山岳トンネル、発破音、共鳴器
本文(PDF)
角田晋相 安部 剛 笠水上光博 森川真圭
山岳トンネルの施工においては、発破による騒音対策としてトンネル坑口に防音扉を設置することが多い。しかし、防音扉では発破に伴う低周波音に対しては十分に低減することは難しく課題となっている。それに対し、近年では共鳴器を利用した低周波音の低減装置が開発され実用化されている。
そこで、音の共鳴現象による消音方法として開管の共鳴に着目し、両端が開口された音響管による低周波音低減技術を開発した。
key words:山岳トンネル、発破音、共鳴器