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髙島屋大阪店新本館増床第1期
2010年02月 UP
       
              
              
                北東面建物外観
大阪ミナミ・なんばの髙島屋大阪店新本館増床第1期工事が完成しました。
大阪を代表する百貨店のリニューアル工事で、一部の既存建物を解体した跡に事務所建物と百貨店建物を順に建設し、最後に営業中の店舗に接続するという複雑な工程管理が要求される工事でした。
工事概要
| 工事名称 | 髙島屋大阪店新本館増床第1期工事 | 
|---|---|
| 施工場所 | 大阪市中央区難波 | 
| 建築主 | 株式会社 髙島屋 | 
| 設計・監理 | 株式会社 プランテック総合計画事務所 | 
| 工期 | 2006年11月~2010年3月 | 
| 構造・規模 | 地下SRC造 地上S造、地下2階 地上11階建 | 
| 建築面積 | 4,200.00m2 | 
| 延床面積 | 44,319.38m2 | 
施工 Construction
当工事は、2011年春のグランドオープンに向けた髙島屋大阪新本館計画の増床第1期工事です。工事前半では、敷地東側に、地下2階地上11階建の新事務所棟を建設しました。後半では、旧事務所棟を解体し、地下2階地上11階建の店舗を建設しました。
大阪ミナミの繁華街での工事ということで、通行される人や車両には特に配慮しての工事となりました。また、営業中の既存本館、地下街、南海電鉄なんば駅コンコースへの接続工事も各所にあり、ほぼ全工期にわたり昼夜2交代作業を続け、完成に至りました。
 
              
              
                施工範囲
建物 Building
歴史のある髙島屋大阪店のリニューアルであり、新しい店舗建物にも、「伝統」と「品格」そして「先進性」が表現されています。正面外壁にはガラスカーテンウォールが採用され、ガラスには既存建物と連続したデザインのコリント式列柱とアーチ型がデザインされています。
増床した新しい売り場面積は22,000m2で、既存部分と合わせると78,000m2になり、約1.4倍になりました。新築部分の地下1階は食料品売場、1階から6階は若者をターゲットに加えた各種店舗、7階から9階は西日本最大級のレストランゾーン「なんばダイニングメゾン」となります。
 
                
                
                  ガラスのデザイン
 
                
                
                  8階ダイニングメゾン
 
                
                
                  7階エレベータホール
 
                
                
                  7階ライトコート
 
                
                
                  9階ダイニングメゾン