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工事レポート

京都府で関西エリア最大級となる大型物流施設を建設中

2024年09月 UP
京都府で関西エリア最大級となる大型物流施設を建設中

当社の設計施工で工事が進む「ロジスクエア京田辺A棟新築工事」が最盛期を迎えています。本工事は株式会社シーアールイー様の関西エリア最大級となるマルチテナント型物流施設の開発プロジェクトの第一弾で、近畿地方の人口集積地である大阪北摂エリアや京都都心部へのアクセスに優れる京都府京田辺市で建設工事が進んでいます。

工事概要

工事名 ロジスクエア京田辺A新築工事
工事場所 京都府京田辺市
事業主 株式会社シーアールイー
設計監理 株式会社錢高組一級建築士事務所
構造・規模 RC+S造 地上4階
建築面積 41,887.81m2
延床面積 156,323.437m2
最高高さ 30.915m
工期 (準備工事)2023年2月1日~2023年4月16日
(本体工事)2023年4月17日~2025年2月15日
建物用途 倉庫業を営む倉庫
 

完成予想図

本工事は規模が非常に大きく、使用する資機材の量や従事される作業員の方々の人数、周辺環境に与える影響も大きくなることが予想されることから、環境配慮や生産性向上につながる様々な手法を導入して施工を進めています。
①工事に使用する電力は証明書付きの「CO2フリー電力」を100%使用。
②柱コンクリート打設には通常5回程度の使用で使い捨てとなる木製型枠に替え、耐久性に優れリサイクル可能なステンレス鋼製型枠を採用し、廃棄される木材を削減。
③工場製作のPCa(プレキャストコンクリート)部材を各所に使用し、大幅な省力化・時短を実現。
④あらかじめ施工性の良い作業ヤードで組み立てた地中梁筋と柱筋を各部に設置する「地組み工法」で高所作業や不安定な場所での作業を削減し、安全と品質を向上。

また本作業所にはアサヒ飲料様が開発した「CCUS応援自販機」を導入し、建設業キャリアアップシステムの普及を後押しすると共に、作業員の皆様が働きやすい環境づくりにつなげているほか、様々な熱中症対策を行い、作業員の皆様の安心・安全な就労環境の構築に努めています。

また本施設の敷地内には木造の共用棟を設け、物流施設の従業員やドライバー用の売店、カフェテリアを設ける計画となっています。本施設で使用する木材により二酸化炭素を35t貯蔵することが可能となっており、カーボンニュートラルへの貢献を行っています。
その他環境対策として、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具、太陽光発電システムの採用等を計画しており、BELS評価におけるZEB認定、CASBEE-建築(新築)等の各種環境認証を取得する予定です。