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工学院大学八王子キャンパススチューデントセンター
2007年12月 UP
東面外観
2007年12月5日、工学院大学八王子キャンパススチューデントセンターがオープンしました。
本施設は旧食堂の建替えにあたって、キャンパスの新しいメーン施設として計画されたものです。
北面外観
東面テラス上 大庇
工事概要
工事名 | 工学院大学八王子キャンパススチューデントセンター |
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施工場所 | 東京都八王子市中野町 2665-1 工学院大学八王子キャンパス内 |
設計・監理 | 澤岡清秀+山本・堀アーキテクツ設計共同体 |
施 工 | 錢高組 |
全体工期 | 2006年10月24日~2008年2月29日 (旧食堂の解体工事を含む) |
建物用途 | 食堂、フォーラム、学生委員会室、多目的ホール、売店 |
構 造 | S+SRC+RC造 地上4階建 |
建築面積 | 2,589m2 |
延床面積 | 5,520m2 |
建物 Building
建物はキャンパス中央部の斜面に計画されており、各フロアに設けられた半外部空間のテラスは、外部階段とシースルーエレベータでつながれた開放感に溢れた機能的なデザインになっています。照明器具やステンドグラスにも洗練されたデザイン性を持たせています。
ダイニングホールは、内部吹き抜けによって天井の高い一体空間になっており、この部分には冷温水床冷暖房システムが採用されています。床の放射熱を使い、空気の流れが少ないために人に優しく、また床面から人の高さまでを集中的に空調するため、省エネ効果も高いシステムです。
大きな庇を含め、その多様な空間の施工計画には苦心しましたが、作業所長を始め経験豊富な施工担当者の尽力により、緑に囲まれた豊かな憩いの空間を実現しています。
2階ステンドグラス
ダイニングホール
各階テラスをつなぐ外部階段
1階多目的ホール(いぶきホール)