ZENITAKA Topics
慶應義塾横浜初等部
2013年05月 UP
全景
慶應義塾横浜初等部は、慶應義塾創立150年事業の一環として新設され、横浜市青葉区に2013年4月に開校した新しい小学校です。「体験教育」「自己挑戦教育」「言葉の力の教育」の三つの柱を軸に、慶應義塾が理想とする独立自尊の人材を育てます。
横浜初等部は、小学校から大学までの一貫教育の一層の充実と独立自尊の人材の育成、グローバル社会に対応した教育を目指す拠点となります。
施工場所
全体配置図
工事概要
施工場所 | 神奈川県横浜市青葉区 |
---|---|
建築主 | 学校法人 慶應義塾 |
全体統括 | 東京急行電鉄株式会社 |
基本計画・基本設計 | 株式会社 日本設計 |
実施設計 | 株式会社 日本設計・錢高組 |
工事監理 | 株式会社 日本設計 |
工期 | 2011年7月21日~2012年11月30日 |
構造・規模 | RC造(一部SRC造・S造)地上4階建 |
敷地面積 | 37,995m2 |
建築面積 | 7,293.07m2(延床面積:15,662.80m2) |
建物 Building
周囲は横浜市郊外の閑静な住宅地で、元サッカー場と野球場を合わせた広大な敷地を横断して、普通教室、多目的教室、特別教室をはじめ、講堂、体育館、などの施設を配置しています。屋外施設としては高学年用と低学年用の2つのグラウンドとプール(水深調節機能付き)のほか、飼育小屋、中庭、ビオトープなども設けています。
外部階段から見た校舎棟南面
教室 木材を多用した温かみを感じる校舎内
体育館 屋根には28mスパンの張弦梁を使用
水深調整機能付きプール 25m×6コース
ロールバックチェア(移動式)を設置し 様々な活動の場として利用される講堂
体育館と校舎外観
施工 Construction
万全の安全対策と工事期間中の近隣への影響をできる限り抑えるため、作業方法を工夫し、適切な工法を選択しながら工事を進めました。
建設業全体の慢性的な労務不足の影響も受けましたが、コンクリートの化粧打放しと木質材料を多用した仕上げの品質と精度の確保には担当職員と協力業者が一体となって取り組みました。