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工事レポート

圏央道 金田高架橋・関口高架橋

2013年04月 UP
圏央道 金田高架橋・関口高架橋

圏央道位置図

圏央道(首都圏中央連絡自動車道)は、都心から半径40km~60kmの位置に計画された延長約300kmの高規格幹線道路です。
圏央道は、横浜、厚木、八王子、川越、つくば、成田、木更津などと一体となって首都圏の広域的な幹線道路網を形成する首都圏3環状道路の一番外側に位置する環状道路です。
この圏央道は、首都圏の道路交通の円滑化、環境改善、沿線都市間の連絡強化、地域づくりを支援、災害時の代替路としての機能など多くの役割を担っています。
神奈川県内の海老名IC~相模原相川間は2013年3月30日に開通しましたが、錢高組では、国道246号線の北側の金田高架橋と厚木IC北側の関口高架橋の2工区の建設に携わりました。

金田高架橋全景

関口高架橋全景

工事概要

橋名1 首都圏中央連絡自動車道 金田高架橋
施工場所 神奈川県厚木市金田
発注者 中日本高速道路株式会社 東京支社
工期 2010年10月15日~2013年4月1日
構造 本線橋上り線:最大有効幅員13.4m、橋長1019.0m PC33径間連続2主版桁
下り線:最大有効幅員14.4m、橋長1041.7m PC34径間連続2主版桁
橋名2 首都圏中央連絡自動車道 関口高架橋
施工場所 神奈川県厚木市関口
発注者 中日本高速道路株式会社 東京支社
工期 2010年7月7日~2013年4月21日
構造 本線橋上、下線:最大有効幅員19.9mの広幅員多主版桁が425m並列
ランプ橋:急曲線の箱桁から2主版桁に変化するランプ橋
 

施工 Construction

金田高架橋は、橋長が1kmを越えるS字型をしたプレストレストコンクリート高架橋です。1kmの間に継ぎがなく、国内最多径間橋(34径間)の大型高架橋をオールステージング工法で施工しました。
関口高架橋のランプ橋は、最小半径R=65.0mの急曲線、縦横勾配が最大6%、横断勾配が最大9%と、道路線形が激しく変化する橋梁です。支保工形式は、オールステージング工法を採用しました。

金田高架橋鉄筋組立

金田高架橋コンクリート打設

金田高架橋

関口高架橋

圏央道厚木ICランプ橋支保工

圏央道厚木IC