技術とサービス
焼却施設
ダイオキシン除去の最適な工法を提案します
2001年4月に「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策要綱」が策定され、焼却施設の安全で経済的な解体技術が求められています。
■ 焼却炉解体フロー
事前調査
●施設内部の汚染機械等の配置状況調査
●汚染物と作業環境のダイオキシン分析
解体工事計画
●解体作業場所の管理区域の決定
●汚染物除去・解体工法の策定
●解体計画の届け
安全衛生特別教育
●作業指揮者の専任
●作業員の教育(ダイオキシン、保護具取扱)
養生・除去準備
●管理区域のシート等による養生・隔離
●負圧除じん機等換気設備の設置
汚染物質除去
●高圧水及び吸じん式装置による除去作業
●汚染物除去の確認
解体
●重機によるせん断等による解体
●作業中のダイオキシン分析・モニタリング
解体物の処理・処分
●焼却・化学的処理
●固化後、管理型処分場への埋設処分
事後調査
●周辺環境のダイオキシン分析
ボイラー炉の解体
ダイオキシンなど汚染物質の除去に当たっては、周辺への粉塵の飛散防止のため、解体物 をシート養生し、シート内を負圧にに保ち外部への拡散のないことを監視しながら作業を進めます。
また、作業者は防護服、エアラインマスク等を着用し、出入りにはエアシャワー等により 付着物を除去し、汚染物の拡散を防止します。
焼却施設の解体工事では、解体対象物の構造や材質等により適切な汚染物質の除去方法を選択する必要があります。当社では、高圧ジェット水等を用いる湿式除去工法、汚染水となる洗浄水の使用を極力抑制した安価な吸じん式除去工法等によりお客様のニーズにお答えします。