技術とサービス
Eバッグ工法
セグメント背面を確実に充填し、安定したシールド掘進を実現します
シールド工事での急曲線部では、余掘りの発生や縮径セグメントを適用した場合にセグメントと地山との隙間(テールクリアランス)が大きくなり、「地盤反力の確保やセグメントの真円保持が難しい」、「裏込注入材がテール・前方へ流出し、場合によっては異常出水や土砂の流入が生じる」等の問題があり、安定した掘進には確実な裏込め充填が重要な課題となっています。
Eバッグ(イーバッグ)工法は、裏込材を注入した膨張性のある袋体リング(Expansion Bag)が、地山と密着して確実な背面充填が可能で、安定したシールド掘進を実現します。
Eバッグを貼付けた セグメント搬送
Eバッグ裏込注入状況
Eバッグ工法は、
◆事前に計画が無い緊急の場合でも、
◆どのようなセグメントでも、
◆後から貼付・組立が可能です。
急曲線部でのトラブル回避や地盤条件の急変など「いつでもどこでも」容易に対応できる経済的な工法です。