山岳トンネルの掘削において、その前方にある地質の性状を事前に把握することが出来れば、安全確保の面で非常に有利であるだけでなく、その地質に応じた掘削方法や支保パターンを考慮でき、施工性の向上につながります。山岳トンネルの前方探査技術は、センサーを取り付けたトンネル掘削用ジャンボで前方地山をさぐり削孔(20~30m)し、削孔速度、打撃圧、回転圧、フィード圧から破砕帯などを予測する技術です。
さぐり削孔状況