技術とサービス
照明で省エネ
省エネ型照明器具を使用した事務所イメージ
■高効率型照明
高効率照明器具は、光源、点灯装置、器具本体それぞれの効率を高めた照明器具です。
一般のオフィスビルで使われているHF蛍光灯は、インバータ技術の進歩によりたくさんの器具が開発されています。
■初期照度の補正
ランプ交換時からタイマー設定によって供給電力を調整して設計照度になるよう補正し、消費電力量を削減します。
■照明制御
・照度センサー
机上面の照度を一定化するため、照度センサーを設置します。これは室内の明るさを検知して照明器具の光量をコントロールし、外光の入る場所では不要な照度をカットします。
・人感センサー消灯式
センサーで人の動きを検知し、人が居ない時は消灯する照明制御方式です。
トイレや更衣室など、利用時間が限られている場所に設置し、利用時のみ照明することで省エネを図ります。
・人感センサー減光式
人が居ない時は減光し、最低限の明るさを確保する照明制御方式です。
廊下や階段などに設置して余分な照明をカットします。
■LED照明
LEDは近年急速に注目され始めた発光体です。少ない電力消費で長寿命が望めるほか、機器がコンパクトであることや熱線・紫外線が少ないなど様々なメリットがあります。
しかしながら未だ照度の面で蛍光灯にはおよばず、オフィス照明に採用されるまでには至っていません。輝度が高くメンテナンスフリーな特徴から、ダウンライトなどの局部照明やビルサインなどに使われています。次世代の省エネ照明器具として今後の技術開発が期待されます。
当社ではLEDのすぐれた演色性を意匠面で利用し、ビルのファサードの彩りや屋内での間接照明などに使用しています。
間接照明として用いた事例