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技術とサービス

近接開孔基礎梁工法

設備配管などを迂回させずに最短距離で配置が可能に

鉄筋コンクリート造梁に複数の開孔を設ける場合、従来は、隣り合う開孔の中心間隔は、双方の開孔径平均の3倍以上を確保する必要がありました。 本工法は、これを2倍の位置まで近づけることを可能とした鉄筋コンクリート造基礎梁工法です。

これにより、同じ範囲でも設けられる開孔数が増え、設備配管、電気配線などを 迂回させずにほぼ最短距離で配置することができ、 開孔配置の自由度が向上します。

配筋図例

配筋図例

本工法は、近接開孔梁研究会(ゼネコン11社:錢高組(幹事)、青木あすなろ建設、淺沼組、奥村組、熊谷組、鴻池組、東亜建設工業、飛島建設、長谷工コーポレーション、ピーエス三菱、三井住友建設、開孔補強金物メーカー1社:コーリョー建販)の共同開発によるもので、一般財団法人日本建築総合試験所より建築技術性能証明(GBRC性能証明第15-04号)を取得しています。