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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)

錢高組技報2024-No.49

論文・報告
4.脆弱地質層と重金属含有区間における山岳トンネル施工
- 令和2 年度153 号新伊勢神トンネル工事 -
森川真圭 白田克大 松島 睦

 本工事は、愛知県東部に位置する国道153 号伊勢神トンネルの断面不足の解消、トンネル前後の急カーブ・急勾配区間の解消により、幹線道路としての機能確保を目的とした新たなトンネルを築造する工事である。支保パターンの大半がCⅡ-b であるが、中央以奥ではDⅠ、DⅡを主体とする脆弱な地山である。また、その地質は、主に花崗閃緑岩と片麻岩で構成され、片麻岩区間では自然由来の重金属類である砒素の含有が確認された。
 本報告では、トンネル掘削時に採用した各種掘削補助工法と自然由来の重金属類に対応したトンネル施工方法、施工管理について報告する。

key words:掘削補助工法、早期閉合、先進調査ボーリング、自然由来の重金属類

 
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