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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)
錢高組技報2023-No.48
論文・報告
4.低土被りの山岳トンネル工事における調査・施工
本工事は、国道6 号の茨城・福島県境付近における渋滞緩和、津波浸水区間の回避を目的として整備が行われている勿来バイパスのうち、福島県区間のトンネル工事である。全長L=779m のトンネルをNATM 工法で掘削するもので、全線において支保パターンはDⅠおよびDⅢa となっており、低土被り区間が存在する。
本報では、低土被りのトンネルにおける地質調査・補助工法の選定およびインバートコンクリートにおける湿潤養生について報告する。
key words:電磁探査、低土被り、早期閉合、インバート養生
本文(PDF)
- 国道6 号勿来トンネル工事 -
土岐純也 桐木俊之
本工事は、国道6 号の茨城・福島県境付近における渋滞緩和、津波浸水区間の回避を目的として整備が行われている勿来バイパスのうち、福島県区間のトンネル工事である。全長L=779m のトンネルをNATM 工法で掘削するもので、全線において支保パターンはDⅠおよびDⅢa となっており、低土被り区間が存在する。
本報では、低土被りのトンネルにおける地質調査・補助工法の選定およびインバートコンクリートにおける湿潤養生について報告する。
key words:電磁探査、低土被り、早期閉合、インバート養生