技術とサービス
錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)
錢高組技報2022-No.47
論文・報告
3.中性固化材を利用した地盤改良
本工事は、新名神高速道路高槻高架橋のうち、橋脚16 基を構築する工事である。このうち、橋脚2 橋脚を池内で施工する必要があり、締切内で掘削底面の安定を図るための薬液注入工法による底盤改良を実施する必要があった。この際、薬液注入工法の薬材および固化材が池内へ逸走・流出することを防止するため、締切外部の硬質地盤クリア工法により、圧入打設した鋼矢板周りの乱された地山に、中性固化材を利用した静的締固め工法(453 本、330.46m3)による改良を国内で初めて実施工に採用した。
key words:水中地盤改良、中性固化材、静的締固め(CPG)工法、汚濁水防止
本文(PDF)
-新名神高速道路高槻高架橋東(下部工)工事-
鈴木孝幸
本工事は、新名神高速道路高槻高架橋のうち、橋脚16 基を構築する工事である。このうち、橋脚2 橋脚を池内で施工する必要があり、締切内で掘削底面の安定を図るための薬液注入工法による底盤改良を実施する必要があった。この際、薬液注入工法の薬材および固化材が池内へ逸走・流出することを防止するため、締切外部の硬質地盤クリア工法により、圧入打設した鋼矢板周りの乱された地山に、中性固化材を利用した静的締固め工法(453 本、330.46m3)による改良を国内で初めて実施工に採用した。
key words:水中地盤改良、中性固化材、静的締固め(CPG)工法、汚濁水防止