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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)
錢高組技報2020-No.45
論文・報告
6.南極・昭和基地の自然エネルギー棟に採用した空気式太陽熱集熱システムの性能
建築空間に太陽熱を直接的に導入する太陽熱集熱システムは、一般的に太陽熱集熱効率が40~60%といわれ、太陽光発電のエネルギー変換効率15~20%より高い。しかし、極寒冷地での空気式太陽熱集熱システムの使用実績はまだ少なく、集熱システムの基本的な性能データ等の蓄積が望まれている。そこで、南極・昭和基地建物の中で初めて空気式太陽熱集熱システムを採用した「自然エネルギー棟」を対象に、極寒冷地における集熱システムの太陽熱集熱効率を確認した。
key words:南極・昭和基地、空気式太陽熱集熱システム、太陽熱集熱効率、集熱量
本文(PDF)
安部 剛
建築空間に太陽熱を直接的に導入する太陽熱集熱システムは、一般的に太陽熱集熱効率が40~60%といわれ、太陽光発電のエネルギー変換効率15~20%より高い。しかし、極寒冷地での空気式太陽熱集熱システムの使用実績はまだ少なく、集熱システムの基本的な性能データ等の蓄積が望まれている。そこで、南極・昭和基地建物の中で初めて空気式太陽熱集熱システムを採用した「自然エネルギー棟」を対象に、極寒冷地における集熱システムの太陽熱集熱効率を確認した。
key words:南極・昭和基地、空気式太陽熱集熱システム、太陽熱集熱効率、集熱量