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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)
錢高組技報2017-No.42
論文・報告
3.既製開孔補強製品を用いた大開孔を有する基礎梁の曲げせん断実験
鉄筋コンクリート(以下、RC)造の梁に設備開孔等、円形開孔を設ける場合、その直径は梁せいの1/3 以下としなければならない。このため、基礎梁に人通孔を設ける場合、直径は最低でも600mm であるため、梁せいは1,800mm 以上必要となる。しかしながら、構造的にはこれほどの断面が必要でない場合が少なくない。これについて、基礎梁の断面の省力化が可能となれば、躯体量は勿論、掘削量も低減でき、コストダウン、工期短縮、環境負荷低減につながることが期待できる。
本研究は、開孔径が梁せいの1/2.5 の場合について実験的にその性状を確認した結果について報告する。
key words:鉄筋コンクリート、基礎梁、貫通孔、構造性能確認実験
本文(PDF)
五十嵐治人
鉄筋コンクリート(以下、RC)造の梁に設備開孔等、円形開孔を設ける場合、その直径は梁せいの1/3 以下としなければならない。このため、基礎梁に人通孔を設ける場合、直径は最低でも600mm であるため、梁せいは1,800mm 以上必要となる。しかしながら、構造的にはこれほどの断面が必要でない場合が少なくない。これについて、基礎梁の断面の省力化が可能となれば、躯体量は勿論、掘削量も低減でき、コストダウン、工期短縮、環境負荷低減につながることが期待できる。
本研究は、開孔径が梁せいの1/2.5 の場合について実験的にその性状を確認した結果について報告する。
key words:鉄筋コンクリート、基礎梁、貫通孔、構造性能確認実験