お問い合わせ サイトマップ Jp En 検索
menu

技術とサービス

錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)

錢高組技報2016-No.41

論文・報告
9.狭隘地における鋼管杭圧入
郷田浩二

 本工事は、岩手県釜石市両石町において、東日本大震災で被災した両石漁港の防潮堤の復旧工事である。防潮堤はφ1500・L=22.5~26.5m の鋼管杭を圧入後、両面に被覆工(PC 版取付・中詰コンクリート打設)を施工する構造になっている。鋼管杭施工にあたっては、鋼管杭打設箇所の海側に漁港関係者の使用する臨港道路があり、車両の通行を確保しながら施工する必要があることから、ノンステージング工法での施工を指示されており、クレーンを打設した鋼管上を移動させることにより、作業ヤードを削減でき、一般交通に対する安全性の向上にもつながった。

key words:狭隘地施工、既設支障構造物同時処理、施工完了杭上利用、回転圧入

 
関連リンク
Report