技術とサービス
錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)
錢高組技報2016-No.41
論文・報告
1.低周波音低減装置「サイレンスチューブ®」の現場実証実験
山岳トンネルの施工では、近隣への環境対策として発破にともなう騒音の低減が求められる。現場では、発破騒音対策として防音扉が用いられるが、低周波音に対して効果を期待するには複数の扉が必要になるなど、コストアップの要因となる。
筆者らは、消音原理として開管の共鳴に着目した両端開口管による低周波音低減装置「サイレンスチューブ」を開発し実用化した。
本報では、実際の山岳トンネル現場での適用事例と実機における低周波音の低減効果について報告する。
key words:山岳トンネル、発破音、共鳴器
本文(PDF)
角田晋相 笠水上光博 星野毅志
山岳トンネルの施工では、近隣への環境対策として発破にともなう騒音の低減が求められる。現場では、発破騒音対策として防音扉が用いられるが、低周波音に対して効果を期待するには複数の扉が必要になるなど、コストアップの要因となる。
筆者らは、消音原理として開管の共鳴に着目した両端開口管による低周波音低減装置「サイレンスチューブ」を開発し実用化した。
本報では、実際の山岳トンネル現場での適用事例と実機における低周波音の低減効果について報告する。
key words:山岳トンネル、発破音、共鳴器