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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)

錢高組技報2015-No.40

論文・報告
8.急峻な斜面の谷間に架橋するPC 橋の施工
-奥瀞道路 玉置口第二橋-
櫻井尚久 田中好秀 東海林瞬 上田高博

 奥瀞道路玉置口第二橋は、和歌山県の飛び地である東牟婁郡北山村から新宮市熊野川町に跨る国道169 号線の改良工事の一環で架橋されるPC2 径間連続ラーメン箱桁橋である。現国道は幅員狭小・線形不良、異常気象時通行規制などの問題を抱えており、災害時や緊急時における交通機能を確保し、沿線地域の活性化と交流促進を図るために改良工事が計画されている。このため当工事も地形的に厳しい条件(急峻なV字谷)での橋梁上下部工事となっており、地形的に工事用道路が確保できない条件下で橋台をいかに施工し、工期内に工事を完成させるかが大きな課題であった。本稿では索道を採用した揚重用仮設備の変更などにより、上下部工事の工程短縮と橋台の施工を可能にした施工方法を紹介する。

key words:PC2 径間連続ラーメン箱桁橋、急峻なV字谷、索道

 
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